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ロデムレポート001
「いや、孔明のワナなんてセリフはないから」
いや、もちろんありますよ
冒頭のセリフは私の上司であり友人でもある人物から言われたセリフです。
この人は私よりもはるかに三国志に詳しく、また愛情を持っているのですが、
私のフェイバリット三国志である横山光輝版の内容はご存知なかったようで。
が、実際問題として孔明のワナなんてのは、仲達や曹操のセリフというより
ネットスラングとして有名なシロモノですので、リアルの世界で発言するには
少し空気を読んだ方がよろしいでしょう。
さて、このこと自体はありがちな話ではあったのですが、そこで少し閃いたことがあります。
まず前提として、『正史』と『三国志演義』の違いを調べる人が居ても、
どちらが“正しい”三国志であるかを議論する人なんてほとんど居ないと思われます。
更に国内でイメージされる三国志の“正しそうな”イメージとは、
ほとんどの場合は吉川英治の小説版の内容からくるものです。
飛躍すると、横山三国志が正しいか否か、なんてのもどちらでも良くなってきませんか?
いいんじゃないですか、仲達がワナとか言っても。
※原文では仲達が「孔明の罠」、曹操が「孔明のワナ」。

少し『正史』と『三国志演義』について補足しましょう。『正史』は史実で、『三国志演義』は小説です。
ただ、史実というものは公的に認められた記録書、に過ぎず、
そこに書かれているものが事実であるとは限りません。
また、演義は明らかな創作なのですが、一般に知られる三国志のエピソードというものは
演義の内容である場合が多々あります。
先ほど述べたように、国内であれば吉川英治の小説の内容であることが多いでしょう。
“歴史学”ではなく、“三国志”というジャンルにおいてはどちらが正しいというものではないのです。
そういえば四大奇書についても同じようなことを述べましたね。
横山光輝三国志 (1) (潮漫画文庫)
小太郎曰く
劉備玄徳が張飛と、
そして関羽と出会い
運命は動きだしました。
「たとえ生まれた時は
違えども死す時は同じ」
その誓いの通りの人生を辿った
三人の物語はここから始まります。
横山光輝三國志全30巻漫画文庫
半蔵曰く
なに、一冊ずつ30巻も
買うのは面倒だって?
ならばセットを買うのだね。
持ち運んで体を
鍛えるのもいいが、
通販という手もあるのだよ。
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